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【京都風情の極み】思わず見惚れる美しい『石庭』で有名な京都のおすすめ寺院6選
代表的な日本庭園『石庭』とは
「石庭」とは、日本国内で広く見られる庭園の一種です。石を使って構成された庭園で、石を用いた構造物や池、草花などが配されています。
日本庭園の代表的なスタイルの1つで、和風庭園とも呼ばれます。日本庭園は、日本文化に根ざしたものであり、日本庭園には特有の美意識が込められています。石庭もその一つで、自然を再現することを意図して構成されており、その美しさは世界中で高く評価されています。
京都の石庭の歴史
石庭は、日本庭園の代表的なスタイルの1つで、和風庭園とも呼ばれます。日本庭園は、日本文化に根ざしたものであり、日本庭園には特有の美意識が込められています。石庭もその一つで、自然を再現することを意図して構成されており、その美しさは世界中で高く評価されています。
石庭の歴史は古いく、日本庭園が発展していったときに、石を使った庭園が構築されるようになりました。
元々石庭とは、植物を使わずに石や砂、岩で造った庭の呼び方であり、本来は京都にある龍安寺(りょうあんじ)の枯山水を指しますが、現在は石や砂を主体とした枯山水の日本庭園のことを石庭と呼ぶ傾向にあります。
枯山水とは、飛鳥時代から日本の文化において重要な役割を果たしてきた庭園です。平安時代には、いくつかの池泉庭園が禅宗の影響を受けて枯山水を作り始め、室町時代には石で抽象的な表現をする枯山水や、植物を主体とした茶庭などが多く作られ、最盛期を迎えました。昭和に入り、著名な作庭家がモダンな枯山水を数多く造園し、人々の心を静かに魅了し続けています。
石庭のある京都の寺院ランキング
龍安寺

世界的に有名な枯山水の石庭を擁する禅宗寺院。
観光時間目安: 約40分~
龍安寺は、京都市右京区龍安寺に位置する臨済宗妙心寺派の禅宗寺院で、境内にある枯山水の石庭は『龍安寺石庭』として広く知られている世界遺産です。この石庭を目当てに国内だけでなく外国からも多くの観光客が訪れています。
イギリスのエリザベス女王が日本を公式訪問した際に、この龍安寺の拝観を希望し、石庭を絶賛したことで、海外の報道機関に報道され今日の龍安寺の外国人人気につながっています。
方丈庭園と呼ばれる枯山水の庭園は、一面に敷かれた白砂の上に大小15個の石が絶妙なバランスで配置されており、日本の伝統的な侘び寂び文化が色濃く反映された名園として、国の史跡・特別名勝に指定されています。
龍安寺の基本情報
アクセス
《電車》京福電鉄「龍安寺駅」から徒歩7分
《バス》JR「京都駅」から市バスで約30分、バス停「立命館大学前」から徒歩7分
料金
大人・高校生:500円、小・中学生:300円
電話番号
075-463-2216
営業時間
3月~11月:08:00~17:00、12月~2月:08:30~16:30
住所
〒616-8001 京都市右京区龍安寺御陵下町13
駐車場
あり
銀閣寺

室町幕府8代将軍足利義政により建てられた、侘び寂びの美意識を色濃く感じる、東山文化を代表する禅宗寺院
観光時間目安: 約1時間
銀閣寺は、京都市左京区銀閣寺町にある銀閣で有名ね禅宗寺院で、室町幕府8代将軍足利義政によって造営されたのが始まりです。対となる名前の足利義満が建立した金閣寺と共に古都京都の文化財として世界遺産に登録されており、共に相国寺の塔頭寺院です。
金閣が一面に金箔が張り巡らされた煌びやかなものなのに対し、銀閣は質素な佇まいで、より日本的な侘び寂びを感じる趣深い風景があります。
また苔の名所でもあり、京都の寺院らしく東山文化の趣深い美意識を感じる建物として高い評価がされています。
銀閣寺の基本情報
アクセス
《バス》JR「京都駅」から市バスで約40分、バス停「銀閣寺道」からすぐ
料金
大人(高校生以上):500円、小・中学生:300円
電話番号
075-771-5725
営業時間
3月~11月:08:30~17:00、12月~2月:09:00~16:30
住所
〒606-8402 京都府京都市左京区銀閣寺町2
駐車場
なし
南禅寺

文化財の質量ともに圧巻で、日本の禅寺の中でも最高格式の別格寺院
観光時間目安: 約1時間~
南禅寺は京都市左京区南禅寺福地町に位置する禅宗寺院で、亀山法皇によって開創された臨済宗南禅寺派の大本山であり日本の全ての禅寺の中でも最も高い格式を有しています。
境内には重要文化財の「三門」や枯山水の庭園など古き良き京を感じる趣深い見どころもあれば、明治に建てられたレンガづくりの「水路閣」など格式の高さを感じさせる空気が満ちています。
生い茂る木々は季節ごとに違った表情を見せ、四季を問わず自然との調和が取れた禅の空気を感じることができます。
南禅寺の基本情報
アクセス
《電車》地下鉄東西線「蹴上駅」から徒歩10分
《バス》JR「京都駅」から市バスで約40分、バス停「南禅寺・永観堂道」から徒歩10分
料金
方丈庭園 大人:600円、高校生:500円、小・中学生:400円|三門 大人:600円、高校生:500円、小・中学生:400円|南禅院 大人:400円、高校生:350円、小・中学生:250円
電話番号
075-771-0365
営業時間
3月~11月:08:40~17:00、12月~2月:08:40~16:30(拝観受付:拝観時間終了の20分前まで)、休み:12月28日~31日(一般拝観不可)
サイトURL
http://www.nanzen.net/
住所
〒606-8435 京都府京都市左京区南禅寺福地町
駐車場
あり
建仁寺

坐禅体験も可能!?貴重な文化財を多数所有する臨済宗の総本山であり、京都最古の禅寺。
観光時間目安: 約40分~
建仁寺は臨済宗建仁寺派大本山で、鎌倉初期に開祖・栄西が源頼家の援助で建立した京都最初の禅寺です。
度重なる戦乱を潜り抜け、桃山時代の貴重な屏風絵、水墨画などの豊富な文化財を所蔵しており、中でも『風神雷神図』を所蔵していることはあまりにも有名です。寺内の両足院では、桃山時代の池泉回遊式庭園や貴重な古籍、漢籍などの文化財を多数所蔵しています。
また、建仁寺は京都最古の禅寺として有名で、坐禅体験では初心者でも気軽に参加することができます。建仁寺で坐禅を体験して忙しい日常からの解放を感じてみては。
建仁寺の基本情報
アクセス
《電車》京阪「祇園四条駅」から徒歩約7分または、阪急「京都河原町駅」から徒歩約10分
《バス》JR「京都駅」から市バスで約20分、バス停「東山安井」から徒歩約5分または、バス停「南座前」から徒歩約7分または、バス停「祇園」・「清水道」から徒歩約10分
料金
大人:600円、中学・高校生:300円、小学生:200円
電話番号
075-561-6363
営業時間
10:00~17:00
サイトURL
https://www.kenninji.jp/
住所
〒605-0811 京都市東山区大和大路通四条下る小松町
駐車場
あり
蓮華王院 三十三間堂

平清盛が建立した、圧巻の千体の千手観音が醸し出す荘厳な雰囲気を堪能できる寺院
観光時間目安: 約30分~
三十三間堂は1001体の仏像が、国宝に指定されているおよそ120mのお堂の内部に並びます。お堂の中は、圧倒的な数の仏像の存在感を体感でき、回遊式庭園を見渡せるお堂の中は荘厳な空気に満ち溢れています。
1月には矢を射る「大的大会」が行われており、軒下で矢を射通す「通し矢」の故事でも知られています。
蓮華王院 三十三間堂の基本情報
アクセス
《電車》京阪電鉄「七条駅」から徒歩7分
《バス》JR京都駅から市バスで約10分、バス停「博物館三十三間堂前」からすぐ
料金
大人:600円、高校生・中学生:400円、子ども:300円
電話番号
075-561-0467
営業時間
4月~11月15日:08:30~17:00、11月16日~3月:09:00~16:00(受付終了:閉門の30分前まで)
サイトURL
http://sanjusangendo.jp/
住所
〒605-0941 京都市東山区三十三間堂廻り町657
駐車場
なし
金閣寺

金色に輝く金閣で有名な北山文化を代表する建造物。外国人からも愛される京都観光の定番スポット
観光時間目安: 約1時間~
金閣寺は、金色に輝く舎利殿で知られ、清水寺などと共に京都を代表する観光地として修学旅行や外国人観光客の定番スポットとなっている禅宗寺院です。室町幕府3代将軍の足利義満により建立され、鹿苑寺と名付けられました。鏡湖池ほとりにたつ金色の舎利殿があまりにも有名なため、金閣寺の愛称で一般的に親しまれています。足利義政により建立された、銀閣寺と共に広く知られています。
金色の舎利殿があまりにも有名ですが、池泉回遊式の庭園は特別史跡・特別名勝に指定されており、池に映る金閣の姿はとても美しいです。
また、紅葉の時期、雪が降る冬の時期など普段とは違った趣深い景色を楽しめるなど、四季を問わず一年を通して楽しめます。
金閣寺の基本情報
アクセス
バス》JR「京都駅」から市バスで約30分、バス停「金閣寺道」からすぐ
料金
大人(高校生以上):400円、小・中学生:300円
電話番号
075-461-0013
営業時間
09:00〜17:00
住所
〒603-8361 京都府京都市北区金閣寺町1
駐車場
あり
石庭を楽しむためのヒント
季節を考慮する。
石庭を見るのに最適な季節は、植物が茂る春や秋です。特に、石庭を見ることで楽しめるのは、草花が咲いているときです。また、冬にも石庭を見ることができますが、植物が茂っているという意味では、春や秋の方がより良いでしょう。
日本庭園の特徴を理解する。
日本庭園には、特有の美意識が込められています。石庭も、その一つです。自然を再現することを意図して構成されているため、草花や池、山、川などが描かれていることがよくあります。日本庭園の特徴を理解することで、より深く石庭を楽しむことができるでしょう。
日本庭園の歴史を知る
日本庭園は、古代から日本の文化に根ざしています。そのため、日本庭園の歴史を知ることで、より深く石庭を楽しむことができます。また、日本庭園がどのように発展してきたかを知ることで、より豊富な知識を得ることができるでしょう。
季節ごとの石庭の楽しみ方
石庭を見るのに最適な季節は、植物が茂る春や秋ですが、それ以外に訪れても楽しむことができます。
ここでは、季節ごとの石庭の楽しみ方を紹介します。
春
春には、桜や梅の花が咲くことがあります。これらの花が咲くことで、石庭がますます華やかに見えるでしょう。また、石庭を見るだけでなく、花見を楽しむこともできます。
夏
夏には、蝉の声を聞きながら石庭を見ることもできます。
緑の新緑に映える美しい石庭を見ることで、夏の暑さを忘れる清涼感を感じることができます。
秋
秋には、美しい紅葉が石庭に映えることで有名です。紅葉を見ることで、石庭がますます豊かに見えるでしょう。
冬
冬には、雪景色が美しいことで有名です。雪景色の石庭を見ることで、その石庭がますます静かで美しく見えるでしょう。
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